久しぶりに京都で目覚めた朝。今日は大学に行く予定はない。ル・プチメックで買ったバインミーとコーヒーで遅めの朝食をとる。やるべき仕事はあまり持ってきていなかったので、日曜日の大学院試験の問題にもう一度ざっと目を通して、あとは午前の間は読書をしていた。
大丸近くのデリカテッセンでお惣菜を買い、昼ごはん。今の拠点は大阪なので、家の冷蔵庫は空っぽなのだ。そのあと妻と二人で錦市場の中の生花店に花を買いに行く。妻は以前から月に一度、昔からの友人と好きな花を買っておしゃべりしながらフラワーアレンジメントをしている。その友人のご主人が僕と隣接分野の研究者という共通点もあって、家族ぐるみで親しくさせていただいている。今日はたまたま僕もいたので、興味半分に加わることにしたのだ。
と言っても僕に花の知識はない。フラワーアレンジメントの基礎も知らないし、花の合わせ方もまったくわからない。だからこそ、今日は僕が花を選ぶ! というわけのわからない論理を振りかざして、好きな花を選ばせてもらった。予算は毎回1人1500円程度ということだ。ラ・カンパネッラというバラの品種とスズランとチューリップ、かすみ草、あと数種類買ったけど、もう名前は覚えていない。
14時にその友人が来て、早速めいめいの花瓶にオアシスを入れてアレンジメントスタート。最初に「フォーカルポイント」なるメインの花を決めるといいらしい。妻とその友人が大ぶりなカンパネッラをフォーカルポイントにするというので、あえて僕は紫のスズランをメインにしてみた。15分ほどの集中。楽しかった。初めてにしては我ながらよくできたと思う。ただ、僕は正面から見ることしか考えていなかったが、本当は360度どの角度から見ても美しく見えるのが理想だという。僕の花は後ろから見たら、まさしく後ろから見たという感じだった。