2025年3月31日月曜日

久しぶり

 約3週間ぶりの投稿になる。ローマからエジプトのアレキサンドリアに移動したところからブログ書いていませんでした。その後、再びローマに数日滞在して帰国。帰国後は卒業式や3月末締め切りの原稿があったりして… なんか一度書かなくなると面倒くさくなってしまっていました。

明日から4月、新学期が始まるというのに、ブログも放置していちゃいけないなぁと思って、今日から再開してみます。

今朝は京都で目覚めました。昨日は73年生まれの会73会があって、京都で美味しい鰻を食べて胃、そのまま京都の家に泊まってました。午前中のうちに大阪に帰ってきて、午後は心斎橋で映画『教皇選挙』を観ました。コンクラーベにおける枢機卿間の駆け引き、腐敗、対イスラム、そして女性の地位、カトリックの問題点も広く扱っていて2時間があっという間に過ぎました。いい映画だったと思います。

夜は豚キムチを作って食べました。そう、先週から今度は妻がエジプト旅行に行っていて、それでぼくの生活がだらしなく無秩序になっていることも、ここのところブログを書いていなかった原因の一つかもしれません。


2025年3月9日日曜日

未来派三昧

 ローマ2日目。時差ぼけのためか、お昼に食べすぎたためか、昨晩は何も食べる気になれなかったのだが、朝起きるとちゃんとお腹が空いていてホテルで朝食。最低限のハムとチーズ、クロワッサンがあって良かった。

今日はローマには何回も来ているのに行ったことがなかったアラ・パキスからスタート。アウグストゥス帝の頃の遺跡がガラス張りの明るく開放的な空間に置かれており、テヴェレ川を眺めながら悠久の歴史に思いを馳せる。

その後、ルペッタ通り、ヴィットリーア・コロンナ通りとピランデッロゆかりの街路を歩いて、カヴール広場から北に向かいレパントを超えて、予約してあったジャコモ・バッラの家に向かう。ガイド付きの45分程度のツアーだったが、晩年のバッラやその娘たちが暮らした空間のあまりのアヴァンギャルドぶりに驚く。好きなものやデザインに囲まれて暮らしたいとは思うけど、あれで落ち着けたのだろうかと率直に思う。

その後、フラミーニオ駅の近くでカルボナーラとチコリのソテーを食べ、ピンチョの丘の方へと向かう。2月末で終わったと思っていた近代美術館での未来派の展覧会が4月末まで延長されているというポスターを街路で見つけていたのだ。思いがけない幸運に坂道を上る足取りも軽い。

展覧会は本当に大規模で素晴らしいものだった。未来派の代表的な画家たちの未来派参加前の作品から始まり、未来派がそれ以降の芸術に及ぼした影響まで絵画だけではなく、いろいろなものが展示されていた。午前中に訪れたバッラの作品も数多く展示されており、彼の芸術の歩みを1日かけて追走したことになる。

未来派でお腹が一杯になったということではないと思うが、今日の晩もあまり食欲がなくパニーノだけを食べる。昼間は食欲があって、夜はあまり食べれないという今の状況はとてもまずい。なにせあと2日後はラマダーン中のエジプトにいるのだ。







2025年3月8日土曜日

カラヴァッジョ

 ローマに朝方に着く。入国審査の列に並んでいたときに偶然友人から声をかけられる。彼も同日にイタリアに入ることは知っていたが、ほぼ同じ時間に到着していたとは。

バスでテルミニ駅に向かい、そこでSIMカードを購入、ホテルに荷物を預けてローマ1日目の開始。飛行機ではあまり眠れなかったし、体の節々も少し痛いけど負けるものか。

バス・メトロの1日券を買い、まずはトッレアルジェンティーナへ。本屋を軽く見てからサンタ・マリア・ミネルヴァ教会、パンテオン、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会と見て回る。ローマに来た折には必ずたどるお気に入りのコースである。静謐と美術館にも負けない美術品が僕を迎えてくれる。その後、ブラマンテの回廊でカフェをしようと思ったのだが、現在、花や植物をテーマにしたプロジェクションマッピングをしているようで、長蛇の列ができていたので諦めて、ナヴォーナ広場の活気を心地良く感じてしばし大道芸人のパフォーマンスを見守る。その後、サンタニェーゼ・イン・アゴーネ教会に入り、初めて地下のクリプタを訪れる。地下空間の湿気を感じながらそこに監禁されていた3世紀の聖アグネスに想いを馳せる。

バスでテルミニに戻って、ブラッセーデ教会(もう閉まっていた)近くの店でカプレーゼとアマトリチャーナを食べる。8時間の時差の影響を考えるとちょっと量が多すぎた。

ホテルでチェックインを済ませると、すぐにまた地下鉄に乗り、バルベリーニ宮へ。国立絵画館でカラヴァッジョ展が開催されていて絶対観たかった。午前中に訪れたフランチェージ教会にはカラヴァッジョの絵は3点ともあった。それではどんな作品が来ているのだろう。期待に胸を膨らませ、予約された時間にすべりこむ。マドリッドやアイルランドの美術館、また個人所蔵のものもあり、初めて実際に目をする作品も多く興奮を覚えるほどいい展覧会だった。ただ図録も買ってから、スーツケースには現時点で一切空きスペースがないことを思い出した。どうしよう。

今日は国際女性デー。写真はカンポ・デイ・フィオーリのミモザ。


2025年3月7日金曜日

移動中

 胴が長いせいか、あるいは身体が固いせいか、昔から飛行機でうまく眠ることができない。エコノミークラスの狭い座席の空間でいろいろもがくのだが上手くいかない。


というわけで今は経由地のアブダビからブログを更新中。10時間以上のフライトを終えて、あと2時間後にはローマに向けてまたフライト。ローマ着は早朝6時なので、次のフライトではしっかり寝なければならない。ホテルにチェックインできるのは午後だし、そこで昼寝してしまったらジェットラグまっしぐらでもったいない。


2025年3月6日木曜日

14年後

 今日の午後は忙しかった。12時30分から教授会が始まり、途中ハラスメントの講習会を挟んで、今年度最後の教授会が終わったのが17時前、僕も大切な案件について発言しなければならなかった。その後、記念ホールの机や椅子の配置を変えて、退職教員を送る会の準備。会は18時過ぎに開始して、20時30分くらいに名残惜しさとともに終了。

今日はいろいろあったけど、やはり定年等で退職されていく教職員の方々の挨拶が心に残る。30年、長い先生では40年以上この大学で教鞭を取られて、大学の統合やキャンパスの移転を経験してきた先輩方の言葉には、奥行きも深さも味わいもあった。変わったことと変わらないこと、そして周囲の教職員への真率な感謝。

僕が退職するのは14年後。来年のことを話しても鬼が笑うのに、14年後に僕が無事に退職のスピーチをしているか保証は何もないし、そのときどんな気持ちでいるのかなんて想像することもできない。1年1年を、1つ1つの授業を大切にしていくしかないよね。

2025年3月5日水曜日

出張準備

 今日は大学に行く用事がなかったので、いつもより1時間ほど遅く起床。朝から出張の準備をしていた。準備といっても持ち物のこと、気持ちの準備はまだできていない。今回は、機内持ち込み可能なスーツケースだけで行くことにしたので、厚手の服などは持っていけない。

お昼は、近くの唐揚げ屋に揚げたての唐揚げ弁当を買いに行ったのだが、大口の注文が入っているということで30分弱待たされる。でも、腿の唐揚げは美味しかった。

午後は出張準備の再開。出張は明後日からだが、明日は終日仕事で、夜にも退職教員を送る会があり、帰宅が遅くなるので、実質今日で準備を終えておかないといけない。足りないちょっとした物を買いに百均に行って、それから少額ではあるが外貨両替に谷町の銀行に行った。現地ではカードを使うことがほとんどだと思うのだが、念のため数万程度をユーロに替える。

晩は少しだけ自分の研究をして、明日の教授会の発言メモに目を通した。


2025年3月4日火曜日

確定申告

2024年度は本務校の業務が忙しくなったことで、非常勤は手放してしまったのだが、2024年1月から3月分の給与とふるさと納税が4件ほどあったので確定申告。e-taxの扱いにもだいぶ慣れてきて1時間ほどで終えることができた。だけど、毎年追加で支払額が表示されると、せっかく非常勤したのに…と残念な気持ちになってしまう。

今日の午前中は非常に難しい面談をこなし、午後は会議が2つ。3月に入ってもなかなかまとまった休みにならないなぁ。寒さが戻ってきたことと曇天の重たい空も気を少し滅入らせる。晴天の日にまた梅の花でも見に行きたいな。

2025年3月3日月曜日

ひなまつり

 3月3日はひな祭りだ。僕には1つ下の妹がいるので、実家にいる頃はこの時期はお内裏様とお雛様だけの(この言い方も本当は諸説あるとチコちゃんが言ってたけど、とりあえず)雛人形を飾ってお祝いしていた。雛人形のケースの下に丸いゼンマイがついていて、それを回すとひな祭りの童謡が流れていたのを覚えている。勿論、その替え歌を歌っていたことも。あとは、鹿児島ではひな祭りには「いこもち」というものを食べていたが、妻に話してもまったく通じなかったので、ローカルなものだと知った。

今の僕には男の子しかおらず、雛人形はない。兜はあるけれど。僕が住んでいる家の近くに松屋町があり、人形店が多くひしめいている。ただ、あまりお客が入っているのを見たことがない。僕自身、花火も売っているという幟を見かけて、夏場に買いに行ったことがあるくらい。しばらく前まではテレビCMも多く流れていた気がするが、最近は見ていない気がする。今でも雛人形の文化は廃れていないのかと心配してしまう。

今日は午前中に大学に寄り、特別入試の専攻内判定を事務に伝え、その後京都の家に向かった。出張の時に使うスーツケースの大きさに迷っていて、大きめのものが京都に置いてあったので、それを取りに行ったのだ。持ち帰ってきたものの、まだ迷っている。できれば機内持ち込みサイズのスーツケースと手持ち鞄だけにしたいけど、現地が寒かった時のことを考えると厚手の服も持って行きたくて、そうなると大きめの方がいいのかもしれない。

2025年3月2日日曜日

ASIKA

 今日は4回目となるASIKAの卒論・修論発表会。ちなみにASIKAとはAssociazione di Studi Italiani del Kansai(関西イタリア学研究会)の略称。ちゃんとボールを鼻面に乗せたアシカ🦭がシンボルマークになっている。イタリアに関する研究を行う教員や学生の交流の場になればと、もう10年以上前に有志が集まって設立した研究会である。「関西」の名を冠してはいるが、現在では広く関東の教員や学生も参加している。

毎年この時期に、院進する学生の卒業論文や大学院生の修士論文の発表会を開いている。学会ほど厳しくなく、イタリアについての研究を行う仲間になってくれてありがとうの気持ちを込めてコメントしている。今回は阪大からは卒論の発表が2人と修論の発表が1人の3人が発表者として参加してくれた。応援に駆けつけてきてくれた学生も3人。もちろん僕たち教員も全員参加した。発表者は他にも東大、東京外大、京大の院生と錚々たるメンバー、さらに最後にはバリバリのイタリア文学研究者お二人に抒情詩をテーマに講演もしてもらった。本当に素晴らしい時間だった。

これから大学院に進む学生も、博士課程に進む学生も本当に頑張ってもらいたい。僕もまだ負けないように頑張らなくっちゃ。

2025年3月1日土曜日

ラマダーン・カリーム

 !رمضان كريم

ということでイスラーム圏ではラマダーン月(断食月)に入ったらしい。陽の出ている時間は何も食べることができないと聞いていたので、敬虔な宗教的行事かと思っていたが、息子のインスタを見ると、むしろ夜中にパーティー🎉などを行うお祭り気分もあるみたい。僕も今月の半ばに息子のところを訪れる予定なのだが、旅行中夜に食べていたら生活のリズムも胃の調子も崩してしまいそうで少し心配。もうそれほど若くないのだ。

今日は午前中はマンションの2年次点検があり、妻が気になる箇所を数箇所指摘していた。

午後からは妻は美容院に行き、僕の方は仕事をしたり、DAZNでプロ野球のオープン戦を見たりしていた。

夕方、妻からの電話で、何も買い物をしていないし外食でもしないかというお誘いがあり、家を出て近くの居酒屋で合流。ささっと1時間くらいで軽く食べて帰ってきた。